上弦と満月のちょうど中間くらいの月となります。このくらいの月齢の月も夜の早い時間に南東の空高くに見えてくるので時間的に無理なく観察できます。
望遠鏡による見どころは,北の方では虹の入江,中央ではコペルニクス,ケプラー周辺や湿りの海周辺,南の方ではシラーやハインツェルなどのクレーターがおもしろいです。私の特におすすめしたいのは,虹の入江と湿りの海の北にあるガッセンディですね。欠け具合によっていろんな姿を見せてくれますよ。
上弦と満月のちょうど中間くらいの月となります。このくらいの月齢の月も夜の早い時間に南東の空高くに見えてくるので時間的に無理なく観察できます。
望遠鏡による見どころは,北の方では虹の入江,中央ではコペルニクス,ケプラー周辺や湿りの海周辺,南の方ではシラーやハインツェルなどのクレーターがおもしろいです。私の特におすすめしたいのは,虹の入江と湿りの海の北にあるガッセンディですね。欠け具合によっていろんな姿を見せてくれますよ。
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢10_7_200602_モザイクLRGB_nE大-のコピー-1024x1024.jpg)
天体望遠鏡直視(倒立像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢10_7_200602_モザイクLRGB_nE大_倒立-のコピー-1024x1024.jpg)
天頂ミラー使用時(鏡像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢10_7_200602_モザイクLRGB_nE大_左右反転-のコピー-1024x1024.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢12_1_210325_モザイクLRGB_nE大-のコピー-1024x1024.jpg)
天体望遠鏡直視(倒立像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢12_1_210325_モザイクLRGB_nE大_倒立-のコピー-1024x1024.jpg)
天頂ミラー使用時(鏡像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢12_1_210325_モザイクLRGB_nE大_左右反転-のコピー-1024x1024.jpg)
見どころポイント
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2022/02/月齢12_1_210325_虹の入江LRGB_nE-のコピー.jpg)
天体望遠鏡直視(倒立像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢12_1_210325_虹の入江LRGB_nE_倒立-のコピー.jpg)
天頂ミラー使用時(鏡像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢12_1_210325_虹の入江LRGB_nE_左右反転-のコピー.jpg)
・虹の入江は天体衝突によってできた直径260kmのクレーターの跡です。のちに溶岩で埋められて今のような形になりました。北西の周壁にあたるのがジュラ山脈。その東端がラプラス岬,南西端がヘラクレイデス岬です。入江の入口にはリンクルリッジ(しわ)が走っています。まるで,入江に大きな波が押し寄せているようです。
・虹の入江から雨の海へつながるところで色や明るさが若干異なります。おそらく溶岩が噴き出す時期や成分が異なるためであろうと考えられます。
・虹の入江の縁にあたるジュラ山脈付近にはビアンキニ(直径38km)とシャープ(40km)が,西に少し離れたところにはメラン(40km)が,北に少し離れたところにはハルパルス(39km)があって,どれも似たような大きさと形状です。虹の入江の周辺クレーター4兄弟とでも呼びましょうか。
・虹の入江から南西に下ったところにはグルイテュイゼン(16km)という小さなクレーターがあります。その北にはクレーターより大きな山が2つあって,それぞれグルイテュイゼンγ山,δ山と名付けられています。特にγ山はバスタブをひっくり返したような形と言われていて,とてもユニークです
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢10_7_200602_虹の入江LRGB.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢11_0_180328_虹の入江.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢11_0_180328_虹の入江_プラトー.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢11_1_180526_虹の入江.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢12_4_191109_虹の入江.jpg)
見どころポイント
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2022/02/月齢12_1_210325_虹の入江LRGB_nE-のコピー.jpg)
天体望遠鏡直視(倒立像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢12_1_210325_虹の入江LRGB_nE_倒立-のコピー.jpg)
天頂ミラー使用時(鏡像)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2023/01/月齢12_1_210325_虹の入江LRGB_nE_左右反転-のコピー.jpg)
・虹の入江は天体衝突によってできた直径260kmのクレーターの跡です。のちに溶岩で埋められて今のような形になりました。北西の周壁にあたるのがジュラ山脈。その東端がラプラス岬,南西端がヘラクレイデス岬です。入江の入口にはリンクルリッジ(しわ)が走っています。まるで,入江に大きな波が押し寄せているようです。
・虹の入江から雨の海へつながるところで色や明るさが若干異なります。おそらく溶岩が噴き出す時期や成分が異なるためであろうと考えられます。
・虹の入江の縁にあたるジュラ山脈付近にはビアンキニ(直径38km)とシャープ(40km)が,西に少し離れたところにはメラン(40km)が,北に少し離れたところにはハルパルス(39km)があって,どれも似たような大きさと形状です。虹の入江の周辺クレーター4兄弟とでも呼びましょうか。
・虹の入江から南西に下ったところにはグルイテュイゼン(16km)という小さなクレーターがあります。その北にはクレーターより大きな山が2つあって,それぞれグルイテュイゼンγ山,δ山と名付けられています。特にγ山はバスタブをひっくり返したような形と言われていて,とてもユニークです
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢10_7_200602_虹の入江LRGB.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢11_0_180328_虹の入江.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢11_0_180328_虹の入江_プラトー.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢11_1_180526_虹の入江.jpg)
![](https://tukihosi-tan.com/wp-content/uploads/2021/07/月齢12_4_191109_虹の入江.jpg)