木星自転動画の作成 -2-

望遠鏡μ250+カメラASI224MC

 8月31日,天気予報では結構雲が出るということでしたが,22時頃きれいに晴れていたので木星自転動画のための撮影をすることにしました。前回(こちら)では,2分毎に60秒間動画として撮像し(インターバル60秒),そこから生成した静止画をもとに自転動画を作ったのですが,若干カクカクしたものとなりました。

 それで,今回はより滑らかに自転するように,
【①撮像58秒,②インターバル2秒…】
これをひたすら繰り返す作戦です。
つまり,前回は2分毎の木星像を並べて動画を作ったのですが,今回は1分毎の木星像を並べて動画を作ろうというわけです。

キャプチャーソフト:FireCaptureのモニタ画面

 さて,望遠鏡を木星に向けパソコンのモニタで木星をチェックすると残念なことにずいぶん揺らいでいました。前回29日のシーイング3/5~4/5だとすると今回は2/5くらいです。まあ,よい画質は得られなくとも滑らかに回転するかテストするつもりでとりあえず撮影に入ることにしました。
 時刻は22時36分,衛星も近くに見えています。いざ始めてみるとインターバル2秒は,なかなか気が抜けません。うっかりすると遅れてしまいます。電波腕時計の秒針をにらみながら頑張りました。何か原始的~,自動で撮像する方法とかないのかな?!などと考えながら撮っていました。10分くらい経つと,モニタ上の木星が暗くなりました。
 雲です!アカン!!薄い雲の襲来です。雲がかかったり,去ったりをしばらく繰り返していましたが,23時前にはかなり厳しくなってきました。まあ,カクつくかどうかの確認には十分でしょう。というわけで23時には終了。

 翌日さっそく自転動画にするための処理をしてみました。手順は前回(こちら)とほぼ同じです。Registax処理を強めにしたのと雲に隠れて暗くなったのを無理やり明るくしたことなどから,少し粗くなりました。得られた以下の動画は長さ2.4秒/600倍速となります。すぐに隠れる衛星はイオで,もう1つの衛星はエウロパです。

 これを見ると前回2分毎の撮像によるものに比べて,カクつかず滑らかに動いているように見えますよね。悪条件下テスト的に作成したので,仕上げは粗いですが目的は果たせたかなと思います。今後,撮像58秒&インターバル2秒でひたすら頑張れば滑らかな木星の自転動画が得られることがわかりました。
 あとは,雲の邪魔なく気流も安定する機会に恵まれるかどうか。欲を言えば,衛星も近くを動いてほしいなあ。お札に願いをかけておくことにします。

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